理事長挨拶

皆様こんにちは。
まずはなぜ「日本マレーシア倶楽部」なるものを作るに至ったかについてご理解をいただかなくてはなるまいと考えます。
世界中のどの国の国民もnationalityを背負い、固有の宗教を持ち、文化を背負い、そのほかさまざまな固有の特殊性を背負っています。どの国民も「違い」があるのは当たり前です。その自他の「違い」を認識し、受容し得てこそ本当のinternationalと言うに相応しいものと思います。

幸いにして日本は全方位に亘って海に開かれていることにより、固有の文化の上に他民族の文物を排除せずに取り入れる高い受容性を内包する精神基盤を持っています。他民族の文化に順応し、調和させ、共生する高い能力を有していると思っています。いま、世界中のどこかで民族対立に起因する戦争や、宗教対立に起因する争いが起きております。誠に残念なことです。かかる事象をなくすには「国と国とが対峙するとお互いに譲れなくなる。対決を避けるには民間交流を盛んにすることが必要」と上田正昭氏(京都大学名誉教授)が言っておられます。まったく同感です。

一木一草に「神」を見出だし、自分も他も認め、どの国とも和して行ける精神基盤を持っている日本人こそがこれを実践し、主導的な役割を果たし、少しでもよい結果をもたらしたらよいのではないかと考えるに至りました。設立趣意書にも認めてあります「協同、共生の未来社会を実現していくパートナー」として敬愛、評価される活動こそ国際親善、友好の基本になるものと確信いたします。
2010年3月に何らかのご縁でマレーシアに関係した11名の発起人が集まり、この理念を実践するために本倶楽部を設立した次第です。
まずは、時間はかかるかもしれませんが、日本とマレーシアの関係を民間の草の根交流を通じて確固たるものにしようと考えました。これがコアとなって同様の活動が他の国との関係に広まっていけば望外の幸せです。

本会は駐在経験者に留まらず、マレーシアで働いた経験を持つ人、マレーシアで学んだ人、旅行した人、興味のある人など、どなたでも志を同じくする方であればご入会を歓迎します。
すでに日本とマレーシアの関係でいろいろな活動を実践しておられるグループのご入会も歓迎です。
本倶楽部が同じ志を抱く人達の大きな傘であったり、プラットホームの役割を果たし、理念の実現に少しでも貢献できれば幸いと考えております。

2013年4月17日
日本マレーシア倶楽部 理事長 町田博淳

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