2019年日本マレーシア倶楽部夏季懇親会開催
令和元年最初のイベントとなった日本マレーシア倶楽部夏季懇親会が、6月6日(木)午後7時からコートヤード・マリオット銀座東武ホテル「芙蓉」で臼井誠一副理事長の司会進行により盛大に開催されました。
第1部の講演会は、千葉大学園芸学部卒業で、教員免許(高校農業)、造園技能士2級、フォークリフト(1t未満)、小型建機(1t未満)の資格を有し、眞空挙拳法(教士4段)の特技をも持つ落語芸術協会所属、新進気鋭の二ツ目落語家 “古今亭今いち” さんに「あなたの知らない落語の世界」と題して私たちがうかがい知れない落語の世界のしきたりや、作法、技法、落語の初歩的知識などをわかりやすく楽しくお話しいただきました。これを「マクラ」に、演じていただいた落語のお題は、「やかん」。おっちょこちょいで無知な若者が、博識で知らないことは無いと自他ともに認める人生の先輩(先生)に教えを乞う様を面白おかしく描いた一席です。
講談の語り口を織り込むなど多彩な芸を駆使した “今いち” さんの噺を堪能し満喫した第1部は、正に大笑いのるつぼと化しました。
ほどなく第2部が、町田博淳理事長の開会宣言によって開幕です。
はじめに、日本マレーシア倶楽部の本年度上期の活動状況と下期活動計画についての報告が東 輝之理事のスライドによりなされた後、田中日出男氏(公益社団法人 マナーキッズプロジェクト理事長)から声高らかに乾杯のご発声をいただき、懇親会が始まりました。
この後はしばし歓談に入りましたが、途中、中央大学在学中で夏休にマレーシアに短期留学する佐藤花奈さん、マレーシアから中央大学に留学しているB.Niranjani naiduさんとLiew PuiMun(Sandy)さん、マレーシアの政策で日本の高等専門学校に留学後、東大大学院を卒後しYanhooに就職して社会人となったChang Yong Likさんにショートスピーチをいただきました。更に、初参加の大森 滋さん(元パナソニックマレーシア販売社長/現(株)Vanguard Smith、(株)レジデンシャルペイメント 取締役)、曽村俊幸さん(東京海上各務記念財団事務局長)、久し振りに参加いただいた加嶋秀彦さん(元住友商事KL支店CEO)、塚本美由紀さん(ホライゾンBPC取締役)、今回初参加の渡辺新子さん(古今亭今いちさん母上)もご紹介方々ご挨拶をいただきました。
楽しい懇親会が終盤を迎えたところでお楽しみ抽選会が行われました。
来場者の誕生月について1月から順に挙手をしていただくという趣向で、古今亭今いちさんからご提供いただいた日本手ぬぐい、ブックカバーが賞品として贈呈されたほか、懇親会の開催月である6月生まれの大森 滋さんには富士フィルムのインスタントカメラ「チェキ」が贈呈され会場は大いに盛り上がりました。
また、日本マレーシア倶楽部会員が執筆陣となって出版協力した「国際知識検定 マレーシア 公式テキスト」(稲學館 刊A5版238ページ)も商品として1冊提供され2月の誕生月の方に贈呈されたほか、会場でも販売され来場者にご購入いただきました。
こうして楽しく盛り上がった懇親会は、あっという間に中締めを迎えました。
山口県防府市大道の小俣地区に伝わる神事で、1回目は今年の収穫を喜び、2回目は来年の豊作を願い、3回目は今年の悲しみや苦しみを忘れるために三回大声で笑う「笑い講」になぞらえ、お面を被った磯貝隼人理事のリードで1回目は、ご来場者の益々のご健勝とご発展、2回目は古今亭今いちさんの益々のご発展、3回目は日本マレーシア倶楽部の会員増強と予算の豊満を祈念して“わっはっは、わっはっは、わっはっは”の三笑で最初から笑いっぱなしの本年度夏季懇親会は、めでたくお開きとなりました。
次回開催の懇親忘年会は、11月21日(木)18:00より今回と同じコートヤード・マリオット銀座東武ホテル2階「芙蓉」で開催いたします。
皆様、会員以外の方も大歓迎ですのでお誘いあわせのうえ奮ってご参加ください。
イベント委員会